荏田南地区社協 『ウォーキングシニアさろん』が開催されました!
11月3日(火)、荏田南地区社協にてコロナ禍で初の外歩き企画となる「ウォーキングシニアさろん」が開催されました!
以下当日の写真と報告です。
【報告】
85名が参加
荏田南地区社協
初の『ウォーキングシニアさろん』開催
令和2年11月3日(火)10時から雨上がりの薄日が射すなか、荏田南地区社協初めての『ウォーキングシニアさろん』が開催され、約85名の高齢者が参加しました。
これは地区社協創設以来、毎年、荏田南中学校格技場を会場に実施してきた世代間交流『シニアサロン』が新型コロナウイルス蔓延のため開催できなくなったためで、代替案として実施されました。例年は荏田南中学校の生徒や荏田南小学校の児童らも参加して、地域の高齢者との交流を図る総勢120名を超える秋の一大イベントとなっていました。
本年は多数の住民が密集して会食をするのは躊躇われるところから、企画部会を設置して数カ月にわたって代案を検討し企画をまとめました。実施に当たっては地元の民生委員やボランティアが主力となり、葛が谷地域ケアプラザの職員も参加しました。
当日は、早朝まで雨が降っていたが、日の出とともに止み、晴れの特異日にふさわしい天気となりました。各町内をおしゃべりしながら出発した参加者グループは、まず遊歩道の「木もれ日広場」で検温・手指消毒を行い、三々五々「間違い探し」「隠れ文字探し」など5問の脳トレを楽しみました(写真参照)。
終わった人はペットボトルのお茶を受け取り、ゴールの「鴨池公園」へ向かいました。ゴールでは、折り畳み椅子が用意され、ヨガ指導暦40年以上の歌川さん(地元在住)の掛け声でストレッチ体操を行いました。「頭も口もほぐれたところで体もほぐしてください」という軽妙な語り口にどっと笑いも起こりました。終わって、健康体操パンフや地元の障害者施設で焼いたクッキーを受け取って、流れ解散しました。鴨池公園は木々の葉も軽く色づきはじめ、快適な気温の一日でした(写真参照)。
設営開始9時、撤収12時。
藤巻孝司・地区社協会長は「過度の閉じ籠もりは認知症やフレイルのもとなので、1日1回は外に出てほしい」と趣旨を語っています。また参加者の一人は「久しぶりに近所の人とゆっくり会話できた」と喜びを語っていました。
横浜市ではすでに4人に一人が65歳以上となり、港北ニュータウンの先行入居地域である当地区でも高齢化が急速に進展しています。
スタッフの感想「私自身、社協イベントの企画は初めての経験で至らぬ点も多々ありましたが、先輩社協メンバー各位の活躍のお陰で、無事開催できました。
コロナ禍の中、例年のような盛り沢山の企画とはなりませんでしたが、参加いただいたシニアの皆さんの笑顔がとても印象的でした。」