『どんぐりカフェ』令和6年2月第2回の実施報告
当カフェは都筑区内で8番目に設置された区内最小の認知症(備え)カフェです。横浜市内で最も早く開設された『ほほえみ交流カフェ』のサテライトです。コロナ禍により、参加人数を絞って、通気換気を図りながら開催しています。アルコールによる手指消毒は開会時に実施。お茶・菓子なし。
すでに発症した患者さんとそのご家族のためのカフェではなく、発症前の方を対象とした予防/備えカフェとして運営しています。プログラム内容や運営が患者さんとそのご家族のご要望には添えないことがあります。
【件 名】 第95回
『ディって楽しいな』
【日 時】 令和6年2月20日(火)13時半~15時
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【指導者】 工藤秀男さん(ふじさんディサービス代表)
原さん(葛が谷地域ケアプラザ/看護師)
【出 席】 13名(有料10名)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)
暖かな春の一日です。
今日は地元(隣町)の地域密着型通所介護事業所「ふじさんデイサービス」代表の工藤秀男さんです。“地域ナンバーワンの笑顔をめざします”を合言葉に、入浴・食事・機能回復訓練によって心身をリフレッシュし、集団での社会的交流を図ることで孤立感を癒し、自立を支援しています。工藤さんは基本的に月~金曜に『回想療法で歌謡漫談』を行って、参加者の健康状態を観察するとともに、参加者に笑ってもらっているそうです。
今回もスピーカーとマイクを持参してくださいました。
医療も介護も対応の仕方、声かけにより大きく差が出てきます。
工藤さんは20年前に母親の介護の現場を見て、たいへん悲しい思いをしたそうです。それが原点となって、とにかく明るく楽しいサービスを提供したいと、日々励んでいらっしゃいます。当時の施設はとにかく詰まらなく思えたそうです。これでいいのだろうかという疑問が、工藤さんをデイサービスに駆り立てた原点です。どうしたら利用者の皆さんが笑顔になってくれるだろうか、という試行錯誤の数年間を経て、楽しいデイサービスにつながりました。利用者の8割の方は楽しく過ごしていただけている、という自信がありました。
「どこにも出掛けていない」「ご飯を食べていない」「ある日、とつぜん家がわからなくなった」という方々も多く利用しているとか。
あっと言う間に予定の30分を超過し、50分にもなってしまいました。
続いては体操の時間です。ゆっくりとストレッチをしながら、残余の時間を過ごしました。いつもより遅く15時半近くの終了でした。
【今後の御案内】
コロナや天候の状況(強風雨、降雪)などで急に中止することがあります。
会場は、荏田南三丁目自治会館です。
【認知症(予防)カフェ】毎月第三火曜日の午後です。13時半~15時ごろ
3月19日(火) 「寝たきりを予防する/リハビリの現場から」
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院の理学療法士さん
4月16日(火) 「自治会館に忍者? 大道芸を楽しもう」京雀師匠
5月21日(火) 「誤嚥予防の口腔講座」言語聴覚士さん
6月18日(火) 「落語」湊家波馬師匠
7月16日(火) 「骨密度測定会」葛が谷薬局の薬剤師さん
8月 恒例の猛暑休み
【活き活き塾】毎月第一月曜日の午前です。10時半~12時
3月4日(月) 指導 服部聡子さん
4月1日、5月6日、6月3日、7月1日に開催予定。8月は猛暑休み
【春の音楽会】今回は屋内です。3月26日(火)13時半~。
荏田南三丁目の「グッドタイムナーシングホーム」2階ホール。無料
加賀原老人クラブハーモニカサークル &中川ともゆきさん(音楽療法士による回想療法)
【恒例・地区社協のバスツアー】未定
地域住民の高齢の方々のご参加を推奨しています。
・マスク、汗拭き、運動用タオル、上履き靴、飲み物をご持参ください。
高齢者が集うため、屋内でのマスクは今後とも必須といたします。
・湯茶は出しません。
・参加費 カフェは100円。活き活き塾は200円。荏田南三丁目自治会館。
・コロナのため、従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に手指消毒を行います。
・窓を開けて常時、換気を図ります。会場はやや暑い(寒い)と思ってください。
・新型コロナ&インフルエンザ対応のため1週間以内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・記録写真(スナップ)の撮影を行います。写りたくない方はお申し出ください。
写真の一部は都筑区社会福祉協議会のホームページにアップします。
・使用する椅子は、使用の前にアルコール拭きしています。
・過密にならないよう参加人数を制限しています。