第38回『どんぐりカフェ』が開催されました!(9月15日)
9月15日、どんぐりカフェが開催されました。
当カフェは「ほほえみ交流カフェ」のサテライトとして荏田南地区の西側(荏田南二丁目、三丁目)をカバーする“都筑区内で8番目に設置された、区内最小のカフェ”です。
おかげさまで満3年が過ぎました。
3月以降「新型コロナウイルス」感染防止のため休止しておりましたが、今般、感染予防に十分の注意を払いつつ再開することにしました。
取り敢えずのおっかなびっくりの再スタートですので、スタッフのトレーニングも考慮して開催告知は控えめにしました。
会場のカギは「換気」です。三密防止への配慮は当然のことですが、換気が疎かに考えられがちです。参加者の検温や手指・机椅子・ドアノブのアルコール消毒を行うとともに、窓や出入口を最大限に開けて、2台のサーキュレータとエアコンで気流を起こしつつ、進行しました。
休会中の半年の間には参加の常連だった方が施設に入所したり、変わって新たな顔が見えるなど、変化もありました。近隣のグループホームの入所者も当分欠席です。
飛沫感染防止のために今回はお茶・菓子とおしゃべりコーナーはなし、です。
また企画内容についても、過去は主催者が専断して決めていましたが、できるだけスタッフの意見の実現に努力し後継者を育成するように改めました。今回はスタッフの提案による内容です。
【今月のプログラム】
1)「最近の相続についての変更点について/相続とお金の話」みずほ銀行 市が尾支店・渉外課長 金子孝之さん他
2)「転倒&寝たきり防止、認知症予防の体操」荒堀ひろ子さん
【今月の進行】
●定刻開会。せっかくの銀行さんの好意による相続の勉強会ですが、会場のスペースから行くとギリギリの人数です。6カ月ぶりの再開ですので、果して何人来てくださるだろうかと不安でした。
1.今夏、相続についての決まりが変更になりましたが、まだまだ周知されていません。認知症になったり寝たきりになったりすると、銀行預金の解約や引き出しが制限されてしまいます。今は認知症になったときに家族でも引き出せる預金があるとのこと。
2.周知のように、法定相続人と相続割合は決められていること。用語として「遺留分」「遺留分侵害額請求」「代襲相続」「小規模宅地等の特例について」「遺言信託」などの言葉が出てきました。
3.「小規模宅地等の特例」を適用すると減額割合が大きくなり、相続税は有利になる。4.遺言書は紛争防止や本人の意思を伝える重要手段。銀行でもお手伝いしている。
5.相続の流れとしては、不動産は誰かが代表して一人が相続したほうがいい。
・・などの話をうかがいました。また質問も繰り返し多数ありました。短い時間でしたが要領よく懇切に解説していただきました。
●休んでいる6カ月のあいだ参加者の皆さんはテレビの番人を長く続けていたせいか、かなり体力が低下していました。今月はストレッチを中心に脚力を高める運動を30分間実施しました。認知症を遠ざけるには体操も極めて重要です。
【次回予告】
今後の『新型コロナウイルス』の流行状況によっては、予告なく急に中止することがあります。
10月20日(火)13時半~15時半。荏田南三丁目自治会館。参加費100円。
・マスク、手拭き、上履き靴、飲み物をご持参ください(湯茶は出しません)。
従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に体温測定と手指消毒を行います。
・1週間内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・講義「新型コロナウイルスの新知見と私たちにできる感染予防」製薬会社・学術部門・博士
・「認知症予防体操」荒堀さん